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すごいぞ!粟島の教育力! 〜ふるさと体験ホームステイの学生からのメールを読んで実感したこと〜
2月21日(火)〜26日(日)までの5泊6日で、
東京出身東京在住の大学3年生(テレビ局志望)が1名、
「ふるさと体験ホームステイ」として、タラ網のお手伝いをして帰っていきました。


この企画、2年前に初めてタラ網を体験して以来、ぜひ、実現させたいと温めていたもので、
とはいえ、昨年は、「島の人の『冬には粟島には人は来ない』思い込みを払拭させたい」との想いが先行してしまい、年齢制限を設けなかったために失敗。
(受け入れ側がお客様扱いしなくてはならなくなってしまい、疲れてしまう状況になってしまいました。)



今回は、「人に来てもらうことで、島の人たちが元気になる仕組み」に気をつけつつ、
「若者」限定で、「ホームステイ」してもらう(金銭のやり取りを一切無くす)ことで、
お互いに気兼ねなく、都市の若者にとっては、ふるさとを体感してもらえるように企画をしてみました。




そもそもの企画の発端は、

「大学生のうちに、粟島の暮らしを経験することで、都市とは全く違う暮らしもあるんだと知ってもらう」こと。

自殺者数が13年も連続して3万人以上という今の日本社会。
(これは、数字としてもすごいですが、13年間で40万人の方が自ら命を絶ったと考えると、
ことの重大さが、眼前に立ち塞がる壁のように、大きく迫ってくるのを感じます。)

そんな社会に巣立っていく学生に、「粟島みたいな暮らしもある」と知ってもらうこと。
そうすると、「何でも買って当たり前」、「いつでもコンビニで買えて当たり前」、「電車で1時間で通って当たり前」、「道ですれ違う人とは挨拶しなくて当たり前」という都会の常識が、実は、常識ではないかもしれないと考えるきっかけになるのではないか、と考えて、でした。

(また、「こういう暮らしがある」と体感して、納得してもらえれば、都会で暮らしながらも、
「違う道もある」と絶望せずに済むのではないか、との思いもありました)





そんな思惑もあっての今回の企画。

まさに、「粟島の教育力」を実感するメールを、帰路の大学生から、頂くことができました。

(本人の了解を得られましたので、下記に引用させて頂きます(多少手を加えています))





6日間のホームステイ、ありがとうございました。

今回のふるさと体験ホームステイ、ホントに良い経験をさせてもらいました。
就活中のこの時期に来ることができて本当に良かったです。
今この6日間を思い返していたら、自分が一生かけてやりたいことってなんなんだろう、と疑問を抱きました。

これまでの就活はやりたいことはいくらでもありましたが、核となる部分がなく、
ただ漠然とテレビに入れば何かできるだろうと思っていました。
しかし、今回の経験を通して、自分のやりたいことの核はなんなんだろう、一番人生で価値を置きたいのはなんだろう、と考え始めました。

人に寄り添って、言葉で伝えて誰かを動かせる仕事がしたい、そう本気で思いました。

まだ葛藤中です。
これはテレビに入ったらできますが、政治家になっても、NPOに入っても、小説家になってもできることです。
なぜテレビを、そしてその局を選ぶのか、それはこれから考えていかなければならないことです。

ここまで真剣に考えるきっかけを与えてくれたのは粟島での6日間でした。

タラ外しをしているときも、受け入れ先の家庭の方々とお話しているときも、島民の方々と話しているときも、ごはんを囲んでテレビを見ているときも、

「こういう生活は自分にとって幸せなんだろうか」
「自分は将来どういう生き方をしたいのか」
「テレビならやっぱりNHKなのか」

などなど、いろんなことを考えました。

今更本音を暴露すると、この体験に参加するときは
「自己PRに使えるな」
なんて非常に小賢しいことを考えていました。
反面、本気で取り組んだら絶対何か変わるんだろうなと思ってもいました

結果は、何かが変わる方でした。
来る前と今では、自分の人生に対する姿勢はまるで違いますし、就活をする意味を考え直すきっかけになりました。

本当に、本当にありがとうございました。
感謝してもしきれません。

また夏休みに遊びにいきたいと思います。
東京生まれ東京育ちの僕に、帰ってこられる田舎ができたのが素直に嬉しいです。
あと、島の生活・歴史・文化をじいちゃんから聞けたのも、学問的に興味深かったです。



こんなにも、自分が考えた想いをそのままに、受け取って、考えてくれた内容に、ビックリしました!

自分が、6日間、じっくり向き合ってなら、いざ知らず、僕は、事前にメールのやり取りをして、
1日だけ夜お酒を一緒に飲んで、1回、お昼を一緒に食べただけ、だったので。



粟島の教育力、粟島の方々の人間力の賜物だと実感しました。





今後も、粟島に若者を送り込むことで、島の人にも元気になってもらいながら、

若者にも貴重な学び・気付きをしてもらえるように、自分にできることをやっていきたいと、

改めて思った、今回の「若者受入れホームステイ」でした。



貴重な機会をもてたこと、本当にありがとうございました。



最後に、参加した学生から、「非公開ブログに書いたもの」としていただいたものを抜粋して、

若者の揺さぶられ感を感じていただければと思います。


最近長いブログが多いですが、お読み頂きありがとうございます。













自分に、帰ってこられる田舎ができたと思う。

東京生まれずっと東京育ちの俺には、田舎というものがこれまで無かった。
田舎のコミュニティーってどんなもんだろう、毎日顔を合わせて挨拶できる人って都会にはいないよな、こんにちはって言ったらこんにちはって返してくれる人がいる。
それだけで毎日が楽しかった。
知らない人だらけなんだけど、なんだか自分のことをみんな知ってくれているような。そんな田舎ができた。

帰ってきたら「よく帰ってきたね」って言ってくれる人がいる場所がある、それだけで人は怖いものがなくなるんだ。








自分がやりたいことってなんだっけ?って思う。ずっと考えてた。


人に寄り添っていたい。

大きなことじゃなくてもいい、一人でも多くのひとに「おまえがいてくれたから楽しかった、嬉しかった、幸せだった」って言ってもらえる、感じてもらえるだけでいいんだって思った。

どうやったら寄り添えるの?

それは一緒にいるだけでもできるんだと思うけど、一番寄り添うためには、その人たちが一番望んでいることを叶えることだと思った。

粟島は無医村だから、医者を連れてくるのも1つの寄り添い方だし、少子高齢化が進んでるから若い人を呼び込むのも1つ。観光客を増やすのも1つ。いろいろ課題はあるからそれを叶えるのが寄り添うということ。

そのために俺は何ができるんだろう、そして何がしたいんだろう。









粟島だけがこういう状態でないことも知った。粟島のじいちゃんやばあちゃん、父さん母さんに思い入れはあるから、彼らの生活をどうにかしたいって思うことはもちろんある。
でも日本全体のこういう状態を改善することが結局将来の日本のためになる。

そう考えたら、やっぱりマスコミに入って、現状を伝えることが大事だ。






ホントにやるべきこと



ホントにやりたいこと



社会的な地位

などがごっちゃになっている。
自分が一生かけてやってもいいと思えるものってなんなのか分からなくなった。

NPOに入れば一番やりたい「人に寄り添うこと」ができるかもしれない。政治家になればできるかもしれない。テレビの制作でできるかもしれない。
それでどうする。
金がたくさんあった方がいいのか、金はないけど幸せな環境で死んでいったほうがいいのか。
どこに自分が一番の価値を置いているのか、置いていくのか。

よく分からなくなってしまった。





粟島のじいちゃんが言っていたことを思い出す。

「おらぁ漁師しているけどさ、楽しいからやってんのさ。どの仕事でも一緒だと思うんだけど、やってて楽しいことを仕事にするべきだ」

やりたいこと=やってて楽しいこと

という方程式を教えてくれた。

なんなんだろう。

葛藤するほかない。
自分の将来を決める就活がこんなに大事なものだと気づかせてもらえた。
本気でやらなきゃダメだな。







一ついま浮かんできたことは、
俺は

伝えるのが好き

言葉に力があると思っている。

自分になんらかの魅力があると思っている。

誰かとしゃべるのが好き。
こいつといるとおもしろいなって思ってもらえることが幸せ、生きがい。
よってみんなに愛されていたい。
愛された結果、寄り添いたい。

また分からなくなってしまった。

悩む時間はいくらでもある。でも今悩め。今悩まないと進む先はない。




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